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利益確定売りに反落
21日の東京市場は反落しました。日経平均は42円安です。前日の欧米株高を受け買い先行で始まりましたが、手がかり材料に乏しく、前日までの上昇の反動で次第に利益確定売りに押されました。米中対立への警戒感は根強く、米経済指標や中国全人代を控えていることも買いを手控えさせています。前引け間際に下げに転じ、後場は狭いレンジでもみ合いました。
中小型材料株の循環物色続く
もっとも、原油価格上昇を手掛かりに石油石炭製品が上昇したほか、海運や鉄鋼など出遅れセクターや銘柄へ買戻しが入り、下値は限られています。全般底堅さが意識されたことで、マザーズ指数が連日で年初来高値を更新するなど、中小型株物色は活発でした。ウィズ・コロナ、アフター・コロナといった材料株は好調な業績も確認されており、利食いによる押し目を交えながら、循環物色が続いてます。
フリー、システムサポなど新値追い
推奨銘柄ではWTI原油(1671)が続騰、フリー(4478)やチェンジ(3962)、システムサポ(4396)は新値追いとなるなど、おおむね堅調でした。きょうはNexTone(7094)、Chatwork(4448)の利益を確定する一方、木村工機(6231)やカプコン(9697)に追撃買いを入れました。引き続き過熱による反落に注意しながら、中小型材料株で値幅を狙っていきたいと思います。
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