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4日続落で後場一段安
29日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は260円安です。前日の米株安に加え、為替が104円90銭台まで円高が進んだことから、後場一段安となりました。国内の新型コロナ新規感染者数が最多になったことも買いを手控えさせ、時間外の米株価指数先物安が重しになりました。
東京エレク朝高の後値を消す
日産やファナック、キヤノンなど決算が悪化した銘柄に売りがかさみ、全般を押し下げましたが、一方で1Q73%営業増益と好決算を発表した東京エレクが朝高のあと値を消したことがグロース株に影響を及ぼし、中小型株も軟調でした。日経平均は25日線を割り込み、持ち合いゾーン下限の2万2000円が意識されており、まずは底割れを回避できるかを見極めたいと思います。
直近IPO底入れから出直る
もっとも、2万2000円に接近する場面では押し目買いも入ると考えられ、高値圏にある銘柄には利益確定の流れが続くでしょうが、先行して調整している銘柄には買戻しが入りそうです。すでに直近IPOに底入れから出直る銘柄が増えており、コマースワン(4496)に追撃買い、ロコガイド(4497)に打診買いを入れました。また、臨床検査機器・試薬メーカーで上振れ期待のA&T(6722)にも追撃買いを入れています。
by 株価チャート「ストチャ」
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