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バブル崩壊後の高値更新
連休明け24日の東京市場は急反発しました。日経平均は669円高と一気に2万6000円台に乗せ、バブル崩壊後の高値を更新ています。新型コロナワクチン開発に加え、バイデン新政権が動き出すとの期待から、前日の米株市場で主要株価指数が揃って上昇した流れを引き継ぎリスクオンの動きが強まりました。104円台半ばまで進んだ円安と時間外の米株価指数先物高を追い風に、ギャップアップして寄り付いた後も上げ幅を広げ、後場に入ると730円超まで上昇しています。
エムスリーが最高値
きょうはバリュー株主導の展開ながらジャスダック平均は続伸、マザーズ指数も反発するなどグロース系の中小型株も堅調でした。足元で調整が続いていたデジタル関連のほか、再生エネルギー関連、EV関連銘柄が上昇しており、推奨銘柄ではエムスリー<2413>が実質最高値を更新し、ファイバGT<9450>も4連騰と上げ足を速め、日本M&A<2127>や松屋R&D<7317>も堅調、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しています。
指数の上昇ほど個別に手応えない
ただ、インデックスに絡んだ商いが中心で指数の上昇ほど個別には手応えがないのが実感で、大幅高に買われている銘柄も出来高の少ない価格帯を駆け上がっていることから継続性に疑問があり、きょうはグレイス<6541>への打診買いにとどめました。引き続き調整一巡から出直る中小型を狙う方針ですが、フシ抜けから強い動きを見せる銘柄に照準を合わせたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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