閑散相場ながら上方転換の可能性【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日足二段上げでテクニカル好転

昨日の東京株式市場は反発しました。週末27日のジャクソンホール会合を無難に通過し、NYの主要3指数が揃って反発。シカゴ日経225先物も高く帰ってきたことで買い先行でスタートしました。寄り付き直後には280円高の2万7921円と8月25日高値を抜き日足二段上げとなりました。また、25日線を回復すると同時に5日線と25日線がゴールデンクロスを示現。25日線自体の下落が止まり、上向きに転じました。

2月高値から三段下げ終える

先週27日の押し目は6月15日と25日の高値を延長した下落トレンドラインで止まりました。昨日の高値はは6月25日と7月13日、8月12日高値を延長した下落トレンドラインで上値を押さえられました。2万8000円近辺を明確に抜け出せれば、日経平均は2万9000円前後までの上昇が期待できます。全体に閑散相場であるだけに、大方は戻り売りだといった意見に傾いているようですが、日経平均は2月高値から三段下げを終え、上方転換しつつあるように思います。

日経平均は値嵩組み入れやすく

9月初めに日経平均採用銘柄の入れ替えが発表されます。今年からみなし額面を廃止し、株価換算係数が導入されることで値嵩株の新規組み入れはしやすくなります。採用候補は消費関連で任天堂、ZOZO、技術でキーエンス、村田製作所、日本電産、金融でオリックス、マネックスG、素材でユニ・チャーム、日本ペイントHDが有力ということのようです。

歪な指数となる弊害どういう決着に

値嵩株が増えるとSBGやファーストリテイリングなど、指数寄与度が高くなり、歪な指数となる弊害がよく指摘されますが、どういった決着となるのか興味深いところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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