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売り方攻勢に急反落
昨日の東京株式市場は急反落となりました。シカゴの日経２２５先物が２０円安で帰ってきましたので、落ち着いた取引になると思われましたが、今週末金曜日が先物・オプションの特別清算日（ＳＱ）となりますので、ＳＱ週の中日である水曜日は荒れやすい傾向にあり、売り方が攻勢を掛けているものと思われます。
２００日線割り込み窓埋めへ
日経平均は２００日線を割り込んでしまいました。下値支持線と考えられていたところを割り込んだことで投げ売りが加速。日足ローソク足をみると７月１９日～２０日に日足の窓を残しています。窓埋め完了は２万７０４３円であり、この窓埋めに向かっているのではないでしょうか。
ナスダックは７日続落
ＮＹ市場ではダウ工業株３０種平均とＳ＆Ｐ５００指数が続落。ナスダックは７日続落となっており、２０１９年７月２９日～８月５日の６連敗を更新。２０１６年１０月２５日～１１月４日の９連敗という記録がありますが、この時は日々小幅下落であったことで２５日線との乖離率は３．５％程度でした。
ＲＳＩ今年１月１５日以来の低水準
６日終値段階ではその倍の７．４％のマイナス乖離となっており、サイコロジカルラインは２勝１０敗。買われ過ぎ・売られ過ぎを判断するオシレーター系指標のＲＳＩは１３．４％となっており、今年１月１５日の１４．５％以来の低水準に落ち込んでおり、各種テクニカル指標からは明らかに売られ過ぎを示しています。
「新値八手十手」でそろそろ反転を期待
酒田五法では「新値八手十手」と申します。そろそろナスダックの反転を期待したいところです。
日々勇太朗
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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