大発会【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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円高進行でハイテク中心に幅広く売られる

新年あけましておめでとうございます。2023年相場が始まりました。昨日は前年の流れを引き継ぐ形で金融株に資金が流れる一方、お正月休み中に円高が進行したことで、値嵩ハイテク株を中心に幅広く売られる展開。

二番底形成か割り込んで下落か

日経平均は一時2万5661円まで下落し、昨年10月安値(2万5621円)に接近しました。ここで二番底形成となるのか、割り込んで下落トレンドを継続していくのかが焦点です。10月安値を割り込んだ場合の下値の節は昨年6月安値の2万5520円、昨年3月安値の2万4681円ということになります。

メガバンクは踏み上げも

昨年堅調だった海運株や防衛関連銘柄は信用買い残が多く、需給要因からは売られやすい位置取りと思われます。一方でメガバンクなどには売り残が増加傾向にあることから、今後踏み上げ相場に発展する可能性があり、安易に空売りするのは危険だと感じます。

大発会一番人気は三菱UFJ

大発会では一番人気銘柄が何になるのかが証券関係者の間で毎年注目されますが、今年の一番人気銘柄は断トツで三菱UFJフィナンシャル・グループとなりました。目先は過熱しておりますので買いにくい位置ですが、今年一年という長い目で見れば金融株が相場の中心だったということになるのかもしれません。

年始3日間の動向が一年の流れ示す傾向

まだ今年の相場は始まったばかりです。4日~6日までの3日間の日経平均がどういった動き方をするのか冷静に見ていきましょう。年始3日間の動向が今年一年の流れを示す傾向がありますので、要注目です。本年も冷静に投資家の皆様の参考になるようなコラムをお送りしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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