久々の陽線【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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反発も戻り売りに押される

昨日の東京株式市場は反発しました。日経平均は久々に陽線が立ちました。15日はNY高を受けて日経平均は2万7720円まで上昇しましたが、その後は戻り売りに押されて2万7501円で取引を終えました。

2月に入って日足陽線は2日間だけ

14日も204円高の2万7705円でスタートしましたが、上値は重く引けは2万7602円。13日は下放れスタートで27550円で寄り付き、引けは27427円。このところ上げ下げを繰り返していますが、2月に入って15日まで11日営業日中、日足が陽線になったのは2月3日と9日の2日間だけであり、陰線が9日間でした。

2万7700円前後が戻り売りの急所

2万7700円前後が戻り売りの急所になっているようで、ここを抜け出さねば上には走れません。昨日も引け際まで2万7700円台で推移していましたが、引けてみたら2万7696円。

SQ値ブレイクできるか

徐々に売り圧力が薄らいでいる印象ですが、大引けベースで2万7700円台に乗せること、そして、度々お伝えしていることですが、2月のSQ値は2万7779.75円で、この手前が心理的な壁になっており、SQ値を下回っている場合は、このように戻り売り圧力がまだ高く、SQ値を超えないことには上値追いに進めません。ここをブレイクできるのかどうかが最大注目点ということになります。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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