EPS、今度は急上昇【転ばぬ先のテクニカル】

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東京株式市場はマチマチの展開

本日の東京株式市場はマチマチの展開でした。日経平均は一時、3万8429円高値までありましたが、75日線が3万8420円に走っており、上値を阻まれた格好で終値は128円安の3万8073円でした。

横ばい推移なら25日線と75日線デッドクロス

現在、25日線は3万8630円近辺に走っていますが、1日約60円程度下げてきております。一方、75日線は1日約40円程度上げてきていることから、日経平均が横ばい推移した場合、来週月曜日にはデッドクロスすることになります。これを避けるには明日までに日経平均が25日線を上方ブレイクせねばなりません。また、デッドクロスした場合でも早期に75日線を上方ブレイクすれば、一時的な押し目形成と捉えられます。

問題は75日線自体が右肩下がりになった場合

問題は、上方ブレイクできず、75日線自体が右肩上がりから右肩下がりになった場合です。その場合は日柄及び値幅調整が長引くことになりますので注視していかねばなりません。一方、TOPIXは7ポイント高の2713ポイントで取引を終了。上値は5日線に押さえられましたが、25日線上は維持しました。

東エレク、ファストリ、SBGが足引っ張る

プライム市場の騰落を見ると、値上がり1081に対し値下がりは519。騰落から見ると日経平均は200円程度上昇していてもおかしくかりませんが、日経平均寄与度上位の東京エレクトロン、ファーストリテイリング、SBGの値下がりが足を引っ張りました。

今回の決算跨ぎはコンセンサスが高く危険

それにしても、今回の決算跨ぎは危険ですね。市場コンセンサスが非常に高く設定されているケースが多く、見た目、良さげな今期計画だと思っても、市場コンセンサス以下ならば容赦なく叩き売られています。

決算一巡するまでEPSの推移を注目

しかしながら、一昨日急低下した日経平均のEPSは昨日は112円上昇し2301円に跳ね上がりました。これでPERは16.6倍へと低下し居心地のいい位置に移りました。来週、水曜日で決算がほぼ一巡するため、その時までEPSがどう推移するのか注目となります。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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