2万9000円台回復【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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量的金融緩和継続で円安進行

昨日の東京株式市場は3日続伸で、日経平均は昨年8月18日以来の2万9000円台乗せとなりました。先週末の日銀金融政策決定会合で、当面は量的金融緩和が継続される見通しとなったことで、為替市場で円安が進行しドル円は今年2月以来の1ドル136円台となったことを好感しています。

ドル円200日線ブレイクするか

年初来のドルの高値は3月8日の137円91銭ですが、この時は200日線にタッチしてピークアウトしました。現在、同線は136円98銭に走っており、ここをブレイクできるのかどうか。3月同様に上値が押さえられるなら、流れが変わってしまう可能性には留意せねばなりません。

上値ターゲットは2万9222円

日経平均の目先の上値ターゲットプライスは昨年8月17日高値の2万9222円です。ここをブレイクできれば3万円乗せが期待できることになるでしょう。逆に抜けられない場合は2万8000円近辺まで調整する可能性が高まります。

日経平均EPSは2107円に低下

というのも、昨年好調だったセクターの今期予想が減益というケースが多いように感じられるからです。アドバンテストしかりソニーしかり、村田製作所しかりです。好調な会社計画により急騰する銘柄も多数ありますが、日経平均採用銘柄のEPS(一株当たり利益)は先週末段階で2107円と3月末の2119円よりも低下しています。このあたりがスッキリしないところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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