心からお見舞い申し上げます
謹賀新年
一寸先は闇とでも言いましょうか、本当に何が起こるか分かりません。年始早々に能登半島地震が起こり、それに伴う羽田空港での旅客機事故。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。
能登震災の影響は一時的
さて、大発会が終わりました。日経平均は3日続落しましたが、TOPIXは続伸と本日の東京市場はマチマチの展開でした。能登半島地震の影響で、石川県内の半導体関連工場の操業停止問題が懸念され、値嵩半導体株が急落したことで日経平均は一時771円安の3万2693円までありました。しかし、急落場面で新NISA枠による買いが入ったようで、前場のうちにTOPIXはプラス転換いたしました。このことから、今回の能登震災のマーケットへの影響は一時的なものと見ることができそうです。
今週のスケジュールを確認
さて、今週は2日間の立ち合いですが、スケジュールを確認しておきましょう。明日は国内では12月のマネタリーベース(8:50)と12月消費動向調査(14:00)があり、米国では今晩が12月のADP雇用報告(22:15)、明日が12月の雇用統計(22:30)、米11月製造業新規受注(0:00)と12月ISM非製造業景況指数(0:00)の発表が予定されています。
注目は明日の雇用統計
注目は明日の雇用統計ということになりますが、今回は非農業部門雇用者数が16.8万人増と、前回の19.9万人増から小幅に伸びが鈍化する見込みです。また、失業率は3.8%と0.1%ポイント悪化見込みとなっています。平均時給の予想は前月比+0.3%、前年比+3.9%と、ともに11月の+0.4%、+4.0%を下回る見込みです。
雇用者数やや厳しくドル売りの可能性
雇用者数の16.8万人増は、ここ10年の平均と比べても低く、やや厳しい数字という印象です。平均時給の弱さなどと合わせ、ドル売りにつながる可能性があると見ています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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