昨日の東京市場は反発となりました。前日同様に26週移動平均線接近では押し目買いが入ります。しかし、中身を見ると値上がり銘柄より値下がり銘柄が圧倒しています。年初来高値更新銘柄は29でしたが、対する年初来安値更新銘柄は307を数えます。相場は一時的にリバウンドを試しそうですが、戻りは限定的で1万9200円近辺まであれば売りを考えたいところです。
今日のマーケットで少し変化を感じるのはトランプラリーの主役銘柄であった三菱UFJFGの値動きです。続落続きですが、前日は陽線、昨日は陰線形成。しかもその陽線を陰線で包みました。安値圏での陰線包み足は「最後の抱き線」といい底入れのサインです。この株が底入れして上昇パターンに変わるならば、それほど悲観しなくても良いという判断ができなくもありません。
いずれにしても1月18日安値の1万8650円を守れるかどうかが当面の関心事ということになりましょう。
日々勇太朗