転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 昨日の日経平均は4日振りに反落しました。8日連続で2万円大台での引けとなっていますが、上の窓を埋めたにも関わらず高値を抜けない状況は、相当に上値に売りが待ち構えているということでしょう。早晩、60日線の走る1万9500円近辺、何かの悪材料出現でそこで止まらない場合は52週線の走る1万8000円前半へと下落する可能性があると思います。
新興市場を見渡してもマザーズ指数が23日の急落時安値に接近しており、1163ポイントを割り込むと二段下げとなってしまいます(終値ベースでは二段下げしています)。個別を見てもこのところのゲーム株相場を引っ張ってきた任天堂に亀裂が入り始めました。業績好調を伝えられる半導体の雄である東京エレクトロンも6月9日高値から二段下げしてきました。日経平均の下げ以上に個別は厳しい状況に変わりつつあります。
NY市場に目を転じるとダウは20日線にタッチ。S&P500は20日線を割り込み、5日線と20日線がデッドクロスし、目均衡表でも転換線割れから基準線も割り込みだしました。また、Nasdaqは更に形が悪く、60日線に接近しだしてきています。米国市場は今後本格調整に入る可能性が出てきていることには注意が必要でしょう。
こうして見ていくと、日経平均はシッカリしているように見えますが、
中身は着実に状況悪化が見て取れます。
日々勇太朗

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

Pocket