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ボックスを上放れる
すったもんだの末、ようやく米中貿易交渉の第1段が合意に至ることになりました。12月15日発動予定の対中追加関税第4弾の延期については相場も相当織り込んでいたはずですが、既存関税措置の減額まで示唆されたことで13日の東京株式市場は暴騰となりました。日経平均株価は2万3000~3500円近辺で形成していたボックスを上放れて参りました。
ここより大きな上昇相場
2万4000円台の累積出来高は薄く、ここより大きな上昇相場が見込まれます。上値のターゲットは、昨年12月安値の1万8948円から本年4月高値の2万2362円までの3414円幅が同幅延長されるとする2万5776円。また、最大は昨年10月高値の2万4448円から1万8948円の下げ幅5500円の倍返しとする2万9948円も考えられます。アベノミクス最後のバブル相場のスタートです。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
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