225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

日経平均は昨年の高値をめざす
日経平均は今年2月1日の抵抗帯を11月18日に突破し、約10カ月に及ぶ低迷相場から脱出し、新たな上昇相場に入った。エリオット波動理論による、「中期上昇相場」を形成しているアベノミクス相場を振り返ってみると、日経平均の第一波の上昇波は2012年11月から始まり2013年5月まで約80%上昇した。第二波の調整波は2013年6月まで約20%下落した。第三波の上昇波は2015年6月まで約67%上昇した。第四波の調整波は2016年6月まで約28%下落した。そして第五波の上昇波がスタートしている。
この第五波の完成条件は、第三波の高値2万868円を超える必要がある。今後の相場を展望するにあたって、過去の上昇波である、第一波と第三波の上昇波を分析したところ、特徴ある現象が現れた。まずドル円相場において、第一波は約30%の円安であった。第三波も約31%の円安であった。この結果から相当の円安に向かう可能性が高い。もう一つは、日経平均とNYダウの指数差に特徴があった。第一波の指数差の始まりはNYダウが4095ポイント上回っていたが第一波の高値では日経平均が320ポイント上であった。第三波では当初NYダウが2731ポイント上回っていたが、最終的には日経平均の方が2901ポイント上回った。第五波のスタート時点では、NYダウが2448ポイント上であった。現在は接近してきているが、今後の日米の指数差を注目している。

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