小さく生まれて大きく育つ【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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IPOが再開

 4月27日のエヌリンクスを最後に一旦は休止していたIPO(新規公開)が5月31日のラクスル(4384)から再開される。

メルカリの存在感

 現状、上場が発表された企業のなかで最大の知名度を誇るのがマザーズ市場に上場するフリマアプリ大手のメルカリ(4385)だろう。スマホのカメラで商品を撮影して気軽に出品ができるフリマアプリは、出品する側は不要な物を処分、買う側は必要な物を安く買えたりするから、この数年で人々の生活に定着してきた。便利な半面で盗品の出品など様々な問題も表面化して、これが上場の足枷となっていたようだが、トラブル防止策が整備されての上場決定になったのだろう。

中長期的な成長力

 不要な物を販売という意味合いでは、少しばかり意味合いが異なるが、昨年12月12日に東証1部へ上場したカチタス(8919)が公開価格1640円に対して初値1665円で、現在の株価は4000円を超えた場面があった。小さく生まれても、投資家や消費者がその後を評価すれば初値から株価は倍増にもなる。今回のメルカリの株価形成はどうなるか?それには知名度以外にも中長期的な成長力示されかも重要になろう。

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