大証|企業速報 証券市場新聞

感染者を出すことだけは避けたい

 3月決算企業の株主総会が始まった。
 今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて規模を縮小し、平行開催するバーチャル株主総会への参加を促す企業が多い。お土産を用意していた企業は、総会への参加を減らす目的で今年はお土産無しを事前告知していた。本来は出来る限り多くの株主に参加してもらいはずだが、感染者を出すことだけは避けたいので苦肉の策といったところだろう。

高齢者の参加が少ない

 そのようななかで、1社だけは、これまで通リ案取材をいさせていただいた。会場となるホテルの入り口には自動検温装着を設置して、役員やスタッフは全員、マスクとゴーグルを装着して、座席同士の間隔を極力あける徹底ぶりだった。出席している株主の年齢層では高齢者の方が少ない印象だった。質問では経験を重ねてきた株主が辛口の質問をしていたので、必然的に質問が少なくなって物足りなさを感じた。
 この先、バーチャル総会が定着するにしても、はやり株主と役員が直接顔を合わせないと実感がわかない。アフターコロナで株主総会も多くの課題を残した。

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