一極集中解消の突破口【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
目次

パソナの本社淡路移転

今春の緊急事態宣言以降、プレス発表をオンラインで開催する企業が増えたことで、大阪を拠点する弊社も取材機会が増えた。
その昔、大阪取引所で現物市場が存在していたときは、多くの関西企業が決算発表を地元で行っていたが、東証に統合された以降は、本社機能を東京に移転して、プレス発表も東京でしか行わないことが多くなった。
様々なことが東京一極集中となる中でのリモート化は地方分散のキッカケになればと思っていた中でのパソナの本社淡路移転は一極集中解消の突破口になれば期待が高まる。

アジアの金融ハブ

1200人もの社員を引き連れての移転にはリスクを懸念する向きも多い。ただこれが成功すれば、他の企業も何らかの形で本社機能を分散させる取り組みが活発化するかも知れない。地銀の再編が株式市場でも話題となるなかで、アジアの金融ハブを関西や福岡に設置するとの報道もあった。それを実現するには幾多のハードルを超える必要があるが、西日本のどこかに大きな金融機能ができれば、地方活性化が大きく進展するのでは思う。

株式情報と相場見通し

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

株は底値圏で大きくとるべし大伸経済の資料請求はコチラ!

Pocket

大証|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次