フィリピン株の落とし穴【ワールドマーケットナビ】町田健登

目次

いかに安く買うことが大切

これまでフィリピン株の魅力や、現地の証券口座開設のメリットについて説明してまいりました。
一方で、本日の記事では、「フィリピン株の落とし穴」について触れていければと思います。

1.フィリピン株は情報が手に入りにくい

フィリピン株の上場社数はわずか270社。一方で、まだまだ機関投資家も参入しておらず、マーケットは未成熟です。そのため、決算情報等をまとめた「四季報」のようなものは英語を含めて存在しておりません。いくら株価が安かったとしても、赤字銘柄に手を出してしまうと、株価は急落、最悪の場合倒産する可能性もゼロではありません。マニラ新聞等をはじめとした日本語のメディアで、情報を手に入れることは不可能ではないですが、政治や社会ニュースも多く、株式には特化しておりません。素人の方だと、どの企業が上場企業で、どの企業が非上場企業か、見極めるのは難しく、いかにここの情報を手にするかが、カギになってきます。

2.出来高が少ない銘柄もある

大手財閥企業の株なら問題ありませんが、小さな無名企業の株の場合、時価総額が10億ペソ(25億円)程度の株も存在します。このような小型株は、株価の乱高下が激しく、銘柄によっては取引ボリュームが少なく、買ったら最後なかなか売れないという事態になりかねません。取引の際は勘で取引せず、しっかり出来高の多い有力銘柄に絞ることが大切です。

3.カラ売り・信用取引ができない

フィリピン株は空売りをする機能がありません。そのため、株価が下がったときに利益を出す手法は存在せず、基本的に全体相場がプラスにならなければ利益を出すことができません。そのため、「いかに安く買うこと」に注力できるかが大切になってきます。
カラ売りがない分、株価も素直に動き、チャートを読みやすいメリットもありますが、安く買うことにとことんこだわりましょう。弊社は情報の少ないフィリピン株において、自社で毎日決算書を作り、一目でわかる決算短信等もまとめております。
ご興味のある方は、毎月平均2回
無料でオンラインセミナーしてますので、ぜひご参加されてみてください。

次回の開催は、6月29日20時~になります。

【お申込みURL】
https://lifeshift-ex.com/lp/

町田健登(ライフシフト合同会社代表)プロフィール

1988年生まれ、栃木県出身。
筑波大学卒業後、外資企業の営業職を経て人材派遣会社のフィリピン駐在員として渡比。
現地で様々な人脈を形成し、資産運用でも経験を積み、失敗を繰り返しながらも着実に資産を増やし、
現地日系フィリピン金融ホールディングスの役員に3年就任。
その後、31歳で無借金、純資産1億円を達成。
2020年、ライフシフト合同会社を立ち上げ独立。
現在は、ファイナンシャルプランナーとして活躍する他、
在日フィリピン商工会議所 理事(2023年)
大妻女子大学 大妻マネジメントアカデミー講師(2023年)
等々、フィリピンで培った知見を活かして、社会面・教育面でも活躍中。
「フィリピン投資入門」「フィリピン株を推すこれだけの理由」等現在2冊出版中。
2018年にアイアンマンレース完走、2020年にアフリカ最高峰キリマンジャロ山登頂など、冒険家としても活躍している。
フライデー、カンパニータンク、ヒューマンストーリー(WEB版)でも紹介される。

町田健登の書籍はこちらから
「フィリピン投資入門」

「社畜会社員から資産1億つくった僕がフィリピンの株を推すこれだけの理由」

町田健登の脱社畜チャンネル! – YouTube

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