225先物「ハチロク」の裏話~12月相場に向けた値固め

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

終値で2万2548円85銭抜けで戻り相場入り

先週の日経平均は戻りを試す展開となったが上値で寄り付いた後は売りで押される上値の重たい相場であった。
海外マーケットの上昇を受けて日経平均も「窓」を開けて寄ってくるのだがヘッジファンドの決算に伴う換金売りと見られる実弾の売りに上値を抑えられる状況であった。
今週は海外勢の換金売りも峠を越えていると見られ需給的には期待できるが為替が円高基調になっており一気に上値を追うのは難しい。
12月のFOMCで金利の引け上げはほぼ織り込まれていると見られ米国債の金利上昇からの円安も期待しにくい。
株式相場は為替離れしてきてはいるがやはり円高は相場全体から見るとマイナス要因である。
しかし、好調な企業業績を背景に下値ではこの上げの相場で買えていない投資家の買い需要が見込まれるためここからの大幅調整の可能性は低いだろう。
日柄的に調整した後、上値を狙う展開は期待できよう。
日経平均のボリンジャーバンドは△2σで2万3050円処、プラスバンドは横ばいでマイナスバンドは上昇してきている状態である。
現在は25日移動平均線が2万2250円処でありこのラインが強い下値支持ラインとなろう。割れたとしても2万2000円を割る可能性は低いと思われる。
また、新値3本足では現在陰線が3本でている状態。陽転値は2万2548円85銭であり終値でこの値を抜いてくると戻り相場入りが期待できよう。
その際の最初にターゲットラインは17日の高値2万2757円40銭。これを抜けてくると2万3000円台乗せがみえてくる。
今週は12月相場に向けての値固めの週と思われる。(ハチロク)

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