売られ過ぎのマザーズ【話題のテーマと狙える銘柄】

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凋落際立つマザーズ指数

2022年の株式市場は日経平均が大発会から510円超の上げ幅となった後に調整色の強い展開となり、混沌とした状況になっているが、その一方で凋落際立つのが、昨年11月17日の1189ポイントから一貫して下落しているマザーズ指数。小型株から大型株への資金シフトが加速するなかで、マーザーズ銘柄は個人投資家の追証発生が下げを加速化させているが、個別で見ると成長力が高い銘柄は売られ過ぎの銘柄が多く、一段の調整があるなら買い目線で見てみたい。

個人の投げが一巡すればリバウンド狙い

大型株への資金シフトは新年に入ってから加速化しており、米国市場の販売台数でGMを抜いて初の1位になったトヨタ自動車(7203)の株価は2300円を超え上場来高値となっている。指数でみれば日経平均は昨年9月高値から8.7%の下落に対してマザーズ指数は20年10月の最高値からは38.3%、昨年11月17日高値からでも29.0%の調整となっており、大型株シフトといえどもマザーズの銘柄の売られ過ぎは明らか。20年3月の527.3ポイントを意識する超悲観的な見方もあるが、個人の投げが一巡すればリバウンド狙いが有効と見る。

メルカリや昨年末IPOのリバウンド狙い

マザーズ銘柄では時価総額の大きいメルカリ(4385)が見逃せない。同社株は昨年、プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うと発表している。4月4日の新市場区分移行日にはグロース市場に上場する予定だが、プライム市場移行が具体化すれば海外や機関投資家からの資金流入が期待される。このほかでは携帯キャリア各社の屋内通信設備共用化を手掛けるJTOWER(4485)も5G向け需要増から見直される可能性が高く、確定申告シーズンからフリー(4478)の下げ止まりも期待したい。これに加えて昨年末公開のアジアクエスト(4261)やGreen Earth Institute(9212)の調整一巡後も見直せそうだ。

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