第3四半期決算始まる【話題のテーマと狙える銘柄】

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コスト増の影響は?

正月気分が抜けたところで第3四半期決算が2月期企業から本格化してくる。国内では新型コロナ禍の自粛から脱却し経済活動が正常化し、外食や小売りセクターの集客状況が改善されたものの、原料高がコスト増に直結し製品価格の値上げが消費者の買い控えに直結する懸念が高まっており、第4四半期以降の見通しについてどのような判断をするか気になるところ。これに加えて、3月期企業の動向を占ううえでは10日発表の安川電機(6506)の内容も注視されよう。

安川電機は利益未達リスクだが・・・

第3四半期発表にトップバッターとして注目されるのが10日発表の安川電機。23年2月期の通期予想については第2四半期決算時点で売上収益は5500億円(前期比14.8%増)に上方修正するも営業利益では700億円(同32.4%増)に下方修正された。この修正予想でも未達リスクを指摘するアナリストが少なくないが、ロボットの需要旺盛には変化はない。株価は全般の地合い悪もあり既に調整していることから決算発表でアク抜けとなる可能性もありそうだ。

イオンは国産で拡販

小売ではイオン(8267)が13日に発表となる。年末は「イオン ブラックフライデー」を開催し、円安効果から買い得感のある国産の畜産品や水産品をはじめ、省エネ家電などで販売攻勢をかけている。

ローツェやファストリなども注目

一方、半導体関連では11日にローツェ(6232)、13日には23年8月期の第1四半期としてアドテック プラズマテクノロジー(6668)が発表される。両社とも豊富な受注残は織り込み済で第4四半期以降の動向が焦点だが、安川電機と同様に株価は大きく調整済み。仮に決算発表後にダメ押しとなれば買い目線で見るのも一法だ。
23年8月期の第1四半期発表では12日のファーストリテイリング(9983)も見逃せない。

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