3月期決算の前半戦【話題のテーマと狙える銘柄】

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米中通商交渉の着地点次第

 2月期決算発表が一巡したところで3月期決算発表が早くもスタートする。例年と異なり、4月27日から5月6日まで10連休と過去最大のゴールデンウイークとなることから、今年は連休前に前倒しで発表する企業と連休後に発表する企業とで決算の発表間隔がある程度空くことが特徴。まずは連休前に発表する企業の次年度予想を分析して、連休後に発表する企業の決算に備えることになりそう。米中通商交渉の着地点次第で輸出系の業績動向は左右されそうで、主要企業の内容を注視したい。

先陣切る日本電産に注目

 主要企業では既に安川電機(6506)が20年2月期についてアナリストコンセンサスを下回る減収減益予想を打ち出したことで、今後発表を行う3月期決算企業についても減益予想への懸念が高まり、どの時点で回復に向かうかを探ることになりそう。目先的には23日には日本電産(6594)やオービック(4684)、東京製鉄(5423)、小糸製作所(7276)、シマノ(7309)と輸出系の主要銘柄がいきなり発表を行う。日本電産については、毎期、為替レートを含めて慎重な予想を立てているが、19年3月期については、米中貿易摩擦に端を発した昨秋よりの想定を上回る客先の需要減から1月17日に下方修正を発表し衝撃を与えた。20年3月期も慎重な予想と立ててくる可能性は高いが、車載向け等は会社想定ほどの需要減少がないうえ、HDD用モータも第4四半期をボトムに回復が指摘されており、会社計画が減益でも、慎重過ぎる内容としてポジティブに評価される可能性がある。

任天堂は新型機に言及があるか?

 その先には25日に任天堂(7974)が控える。ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は普及鈍化が懸念されるなか、かねてより噂されている携帯性を高めて価格低下お図った新型機に言及があるかに注目が集まりそうだ。

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