CEATEC 2019で話題の企業は?
10月14日から幕張メッセで「CEATEC 2019」が開催される。2000年にエレクトロニクスショーとCOM JAPANの2つの展示会が統合され「CEATEC JAPAN」として運営されてから今年は20年目の節目を迎える。出展社も昨年を上回る750社以上、会場も1ホール増の計7ホールと規模を拡大して開催される。サイバーフィジカルシステム(CPS)とIoT」(モノのインターネット)が社会に浸透するなかで最先端技術が注目を集めそうだ。
自動運転に絡む公開
内閣府が情報社会「Society4.0」に続く、新たな社会「Society 5.0」の構築を目指すなかで、CPS/IoTの最先端技術が集結するCEATECは例年以上に脚光を浴びている。名称から「JAPAN」が外れ「CEATEC 2019」として開催される今年のイベントでまず話題を集めそうなのがソフトバンクグループ(9984)傘下のSBドライブが行う自律走行バスの実証実験。ハンドルがない自律走行バスが展示場周辺を運行、SBドライブが開発中の自律走行車両運行プラットフォーム「ディスパッチャー」の実用化への期待が高まりそうだ。同じく運転支援では三菱電機(6503)がコンセプトカー「EMIRAI4(2019)」による次世代運転支援技術の実車体験デモを実施、悪天候時でも車両周辺の状況を高い精度で検知する「車載向けセンシング技術」や、農機、ドローンなどの自動運転に貢献する準天頂衛星対応・高精度測位端末「AQLOC」を公開する。
カーバイドやソニーにも注目
この他では日本カーバイド工業(4064)が何もない空中に、鮮明な映像を再表示させることができる「空中ディスプレイ」を公開。2013年以来6年ぶりに出展するソニー(6753)は4K手術用顕微鏡や4K内視鏡に使う高度な画像処理技術や3D映像関連技術などの公開を予定している。
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