相場展望– category –
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株式市場の平成時代を回顧|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】
【日経平均とNYダウの相関】 日本は新しい時代を迎える。そこで平成の時代を回顧する。その国の経済、社会の現況を反映するのは、その国の株式市場である。よって日経平均の30年間を10年ごとに検証することで、当時の日本の経済及び社会情勢を把握... -
下落局面は買いで臨む|光世証券・取締役 西川雅博氏【相場展望】
【方向感がはっきりしない展開が続く】 3月以降、方向感がはっきりしない展開が続いている。米国において2007年8月以来となる長短金利の逆イールドが発生、ドイツでは3月製造業PMIが2012年以来の低水準になるなど世界的に景気後退懸念が台頭... -
長期上昇相場は終了のサイン|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】
【明確にダブル天井を形成】 日経平均株価の長期上昇相場は、リーマンショックでの安値である2009年3月10日の7054円から始まり、昨年の10月2日の高値24270円まで約10年で2,44倍上昇した。そして昨年の日経平均のチャートにおい... -
長期上昇波動を持続|光世証券・取締役 西川雅博氏【相場展望】
【日本株のアンダーパフォームは是正される】 年明け以降ジリ高で戻り歩調が続く日本株だが、米国株に較べてそのピッチは鈍い。昨年10月高値から12月安値までの下げ幅に対する戻り率を見ると、NYダウが80%以上なのに対して、日経平均は直近(2/21)の高値... -
NYダウ戻り相場の限界|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】
【昨年前半にも同様の戻りを記録】 株式市場は昨年来、波乱相場が続いているが、今後の相場を展望する。 NYダウは、昨年10月3日に、史上最高値26828ドルを記録した後、12月24日の2万1792ドルまで5036ドル下落した。その後今年... -
弱気になる必要なし |光世証券・取締役 西川雅博氏【相場展望】
【短期大幅下落の要因】 年明け以降もなかなか不安感が拭えなかった株式市場だが、下値は限定的で春先ぐらいまでは戻りを試す時間帯が続くと見ている。12月以降の米国株大幅調整の背景には大きく3つの要因があった。①米中貿易摩擦や政府機関閉鎖問題... -
2019年前半は大きな波乱相場に|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】
【トランプ相場の過去2年を検証】 今年の相場を展望するにあたり、過去2年のトランプ相場をNYダウで検証する。 2017年1年目のトランプ相場は、年初19881ドルで始まり年末の24719ドルまで大きな調整場面も見られず、一... -
ここからの下げは限定的 |光世証券・取締役 西川雅博氏【相場展望】
【このまま長期下落トレンド入りする可能性は低い】 世界が注目した12月1日の米中首脳会談で決裂という最悪のシナリオが回避されたものの、猶予期間90日間に警戒する向きが多いようだ。また、米国債券市場においてイールドカーブのフラット化(一部... -
年末相場が上昇する条件は?|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】
【世界の市場が波乱】 米国株式市場は今年3度目のショック安に見舞われ、世界の市場が波乱状況に陥った。第1回目の米国市場のショック安は、2月5日にNYダウが1日で1175ドル安となり、過去最大の下落幅を記録した。そして2回目は7月26日に... -
泰然自若に構える|光世証券・取締役 西川雅博氏【相場展望】
【AI投資手法がもたらした過剰反応の大幅下落】 リーマンショック10年を迎え、平均株価は当時の安値から日米共に3倍以上になり、先般より大幅調整の教訓といった論調が目立っていたところに今回の急落である。ファンダメンタルズに大きな変化はなく...