世界的インフレ抑制を織り込んでいない【225先物「ハチロク」の裏話】

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米FOMCではテーパリングを加速

先週の日経平均は前週末比約107円高となったが週足では陰線となった。注目の米FOMCではテーパリングを加速し来年3月に終了することの決定、来年以降の利上げを年3回することを示唆した。
内容はほぼ市場の予想通りだったが英中銀が利上げを発表しコロナ後のインフレを懸念し世界的に金融政策が引き締めに転換したとの認識で週末は下落した。

上値は重そう

日銀の政策決定会合では緩和政策自体に変更はないが新型コロナに対応した資金繰り支援策の縮小を決めたことも嫌気されたようだ。
今年もあと2週間、イベント通過で年末に向けてのラリーを期待したいところだが上値は重そうである。

「悪材料」に反応しやすい相場展開

12月はIPOラッシュだが総じてパフォーマンスは良くない。マザーズ指数も先週年初来安値を更新した。
世界的にインフレ抑制に舵を取りはじめた金融政策に対してまだ株価は十分織り込んでいないと思われ「悪材料」に反応しやすい相場展開となろう。

上値抵抗ラインでもありきっちり跳ね返された

チャート的には16日に25日線(2万8867円処)、200日線(2万8858円処)を抜けて2万9070円まで大幅上昇したが17日には大幅下落であっさり同線を割って引けている。
17日の高値は11月16日の高値(2万9960円93銭)を起点とする上値抵抗ラインでもありきっちり跳ね返された形である。

2万8000円割れのケースも

週末の引け値(2万8545円68銭)はかろうじて転換線(2万9501円処)を上回っており3日(2万7588円61銭)を安値とする上昇相場は続いているとみる。
だが、転換線を明確に割り込み14日の安値(2万8308円)を割り込んでくると2万8000円割れのケースも出てきそうである。

戻り売りで対処

一目均衡表でみると直近は雲の上限で跳ね返されている。今週は雲のねじれが発生するため相場の転換となる可能性もあり注意は必要である。
今週のレンジは2万8000円から2万9100円を想定。戻り売りで対処したい。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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