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FOMC無事通過も週末に波乱
前週の東京市場は週半ばまではFOMCを巡る思惑から薄商いながら売り買いが交錯していましたが、結果が出るとあく抜け感から米国株が上昇、タカ派色の強い内容でしたが、織り込み済みとの受け止めで、日経平均は600円を超える急騰となり、2万9000円台を回復しました。ところが、英中銀が利上げに踏み切るなど各国中銀が緩和姿勢を転換していることで、FRBの引き締め加速が改めて警戒され、翌16日は米ハイテク株が大幅安、週末は前日の上昇分をほぼ帳消しにする波乱の展開です。
セクターローテーションの可能性
米ハイテク株安については、割高なグロース株からインフレに強いバリュー株にシフトするセクターローテーションの可能性があり、三井ハイテク<6966>やレーザーテック<6920>など手持ちのハイテク株をすべて利益確定しました。週明けは市況関連や電池関連の強い銘柄を個別に狙う一方、異例のIPOラッシュのなか安値で初値を付けた高成長銘柄をチェックしていく考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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