権利配当取りシーズン到来【話題のテーマと狙える銘柄】

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手厚い株優企業は?

第3四半期決算発表が一巡したところで2月決算企業と3月決算企業の権利配当取りシーズンが到来する。昨年までの数年間は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い優待に手厚い外食産業で収益悪化を余儀なくされた企業が多かったが、経済活動の正常化で特にこれら業種の業績回復が堅調になっている。企業側にとっても欧米投資家を中心に株主還元を重視する傾向が強く高配当政策は中長期的な株価対策という意味で需要度はより高まっている。注目銘柄をピックアップした。

2月期企業では?

2月は権利付き最終日が24日、権利落ち日が27日、3月は権利付き最終日が29日、権利落ち日が30日になっており、それぞれ権利落ち日まで保有すれば配当と優待の権利が確定する。
2月期企業では3%相当のキャッシュバックを受けられるオーナーズカードを贈呈するイオン(8267)やイオンギフトカードを贈呈するイオンモール(8905)、グループ店舗で使用できる2000円相当の株主優待券を贈呈するクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)、サービス券の吉野家ホールディングス(9861)などへの関心が高い。

3月期企業では?

3月期企業ではヤマダホールディングス(9831)が18円期末一括配当で株主優待券を保有株数に配布する。日清食品ホールディングス(2897)は今期末は60円から75円に増配、製品詰合せセットやひよこちゃんオリジナルグッズを贈呈する。伊藤ハム米久ホールディングス(2296)は23円から24円に増配して期末一括配当で5000円相当の自社グループ商品を贈呈する。「au PAY マーケット商品カタログギフト」を保有年数に応じて贈呈するKDDI(9433)、酒類詰合せなどを贈呈する宝ホールディングス82531)なども妙味がありそうだ。

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