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持ち高調整に大幅続落
週明け22日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は617円安です。日銀がETF買い入れをTOPIX型に一本化したことに伴う持ち高調整が続くなかFRBが予定通り3月末でSLRの緩和措置を終了すると発表したことをうけ、前週末の米株市場でダウが大幅に下落、ファーストリテなど指数寄与度の高い値嵩株が大幅に続落したほか、運用環境の悪化が警戒された銀行や保険など金融株も売られました。
配当、分割権利取りの買いが下値支える
一方で海運、鉄鋼など景気敏感株の一角には買いが入り、東証1部の騰落銘柄は値下がりが1190と5割強にとどまっており、個別には指数の急落ほど下げたイメージはありません。月末に向けては配当や株式分割権利取りの買いが下値を支えていくと見ています。ただ、指数が落ち着くまでは慎重にならざるをえず、個別に動きを見極めながら当面の下値を固めて出直ってくる銘柄に照準を合わせていく考えです。
メルコとカプコンを追撃
推奨銘柄について、ダイセキ<9793>や三櫻工<6584>は当面の利益確定売りに上げ一服となりましたが、日立造<7004>は底堅く推移しました。前場に追撃買いを入れた田中化研<4080>と近鉄エクス<9375>はしっかりで、後場はメルコ<6676>とカプコン<9697>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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