アドテストの反応見守る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反落し2万9000円割れ

27日の東京市場は反落しました。日経平均は134円安です。前日の米株市場でナスダック指数が最高値を更新した流れを受け買いが先行しましたが、小高く寄り付いたあとは買いが続かずジリ貧となりました。主要企業の決算発表が本格化するなか、米FOMCを控えていることも手控え要因になり、大引けにかけやや下げ幅を広げ、4日ぶりに2万9000円を割り込んでいます。

主要企業決算への反応芳しくなく

日銀金融政策決定会合では現状の緩和策維持を決め、展望リポートで物価見通しを引き下げましたが、反応は限られました。ただ、FRBは年内にもテーパリングを開始するのではないかとの見方が浮上しており、FOMCの結果を見極めたいとして様子見ムードが強まっています。また、安川電機や日本電産、エムスリーなど主要企業の決算に対する反応は芳しくなく、半導体製造装置大手が朝高のあと反落、あるいは上げ幅を縮めたことも心理を冷やしたようです。

スパイダPが切り返し新値

半導体関連ではアドテスト<6857>を推奨銘柄に取り上げており、引け後に決算を発表することから朝方に一旦利益を確定しました。その決算では前期に続き22年3月期も20%営業増益を見込み、前期末配当を引き上げました。ただ、アナリスト予想を若干下回っており、まずはあすの株価の反応を見守りたいと思います。このほか推奨銘柄では直近IPOのスパイダP<4192>が切り返し新値、フルヤ金<7826>やダイセキ<9793>の金属市況関連も底堅く推移しました。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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