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反落も底堅さ意識
週明け18日の東京市場は3日ぶりに小反落しました。日経平均は43円安です。米国株高を受け小高く始まった後は前週末終値を挟んでもみ合い、その後は小安い水準で推移しました。前週後半の2営業日で900円超上昇していたことから利益確定売りが出やすく、米長期金利が再び上昇に転じ1.6%台を窺う動きにっていることも気にされたようです。ただ、下値は限られ底堅さが意識されました。
個別物色は活発
原油や資源価格上昇と円安を手掛かりに鉱業のほか石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、自動車などが買われるなど、個別物色は活発でした。東証1部の騰落銘柄数は前引け段階では値下がり銘柄数が上回っていましたが、大引けでは値上がり1124に対して値下がり985と値上りが上回っています。
フルヤ金が出直り強める
推奨銘柄はダイセキ<9793>、ミダック<6564>の金属市況に絡む産廃処理関連、オキサイド<6521>、シキノハイテク<6614>の新興半導体関連を含め底堅く、前週末に打診買いを入れたフルヤ金<7826>は出直りの動きを強めています。前場は売り買いとも手控えましたが、後場は高値圏で動きが鈍ったMSOL<7033>を利益確定する一方、大引けにかけ上昇に転じたミダックに追撃買いを入れました。
利食いのタイミング探る
日経平均は25日線を上回れるかが当面のポイントで、あすも全般の動きを見極めながら利食い売りのタイミングを探る方針です。また、チャンスがあれば市況関連の強い銘柄で一回転狙いたいと考えています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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