目次
日々値幅出るも方向感定まらず
前週の東京市場は日々3ケタの値幅が出る荒い動きでしたが、方向感は定まらず日経平均は週間で12円高にとどまりました。米金利動向への警戒感が強く週初の18日は下落して始まりましたが、米10年債利回りの上昇が一服、米国株が持ち直したことから、19日から21日まで続伸しています。3日間で約750円上昇して一時25日線を回復しました。ただ、パウエルFRB議長の発言を受けて米長期金利が再び上昇、週末22日は行って来いの状態で一時下げ幅は600円を超え、前の週の終値水準に押し返されています。
決算も評価しあぐねる
決算についても日本電産は今期22%超の営業増益を見込んだものの、売り買いが交錯し小幅安で引けており、取り巻く環境が不透明で市場は評価しあぐねているようです。特にグロース株は米金利次第で決算への反応も変わると考えられ、冷静に状況を見極めたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント