グロース売りピーク過ぎる【正直じいさんの株で大判小判】

上値重いが底堅く続伸

１７日の東京市場は続伸しました。日経平均は１１２円高です。前日の米国株市場は高安まちまちで方向感に乏しく、朝方に１００円程度下落しましたが、その後は押し目買いに持ち直し底堅く推移しました。今晩に発表される４月米小売売上高の結果を確認したいとして上値の買いは手控えられましたが、時間外の米株価指数先物高や香港、上海の中国株高も支えになったようです。

ナスダックの持ち直しを確認

米ハイテク株安を受けグロースＣｏｒｅやマザーズ指数は反落ましたが、後場に入ると売込まれてきた中小型グロース株の一角に下げ渋りから出直る銘柄が出てきました。米長期金利は当面のピークアウト感が強まっており、グロース売りもそろそろピークを過ぎたようです。物色の方向を含め相場の流れを見極めたいと考え、前場は売り買いとも手控えましたが、後場はプラズマ<6668>や三和油化<4125>、ステムセル<7096>などに買いを入れました。ただ、本格的に動き始めるのはナスダックの持ち直しを確認してからです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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