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米中関係悪化を警戒し大幅反落
2日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は398円安です。景気後退懸念から米国株が反落し、130円台半ばまで急速に円高が進むなか、米ペロシ下院議長が台湾を訪問すると伝わったことで、米中関係悪化を警戒したリスク回避の売りが優勢でした。時間外の米株価指数先物安や上海、香港化株安も重しになり、一時460円超に下げ幅を広げています。後場は下げ渋りましたが模様眺めムードが強く、戻りは限られました。
好決算銘柄の一角が大幅高
プライム市場の値下り銘柄数は1620と約9割強を占め、海運を除く32業種が下落するほぼ全面安商状で、推奨銘柄もほとんどが上げ一服となりました。ただ、TDKやエンプラス、松風など好決算銘柄の一角が大幅高、あるいは続伸しています。きょうは売り買いとも手控え様子を見ましたが、引き続きグロース株を中心に好業績銘柄で値幅を狙う方針で、決算発表の内容と株価の反応をチェックして明日以降買い場を探ることにしました。
チェックした好決算銘柄に買い
台湾を巡る米中対立への反応はやや神経質と感じますが、今晩の米国株を確認する必要があるでしょう。落ち着いた動きならあすは買戻しに反動高となる可能性が高く、チェックした好決算銘柄に買いのタイミングを計りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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