目次
2万8000円大きく上回る
前週の東京市場は反発しました。日経平均は週間で374円上昇しています。週末に米雇用統計の発表を控え様子見ムードが強いなか、米ペロシ下院議長台湾訪問による米中対立激化を懸念して急落する場面がありましたが、その後は持ち直す底堅い動きで、週末は上値の壁として意識されていた2万8000円を大きく上回ってきました。過度なインフレや急激な米利上げ観測が徐々に後退しており、米長期金利が低下し円安がピークアウト、NY原油先物も半年ぶりの安値を付けています。
米金利、米株の動向確認して慎重に対応
ただ、5日に発表された米7月雇用統計が予想を大きく上回ったことで、再び大幅利上げ継続への警戒感が広がっており、慎重に対応する必要がありそうです。引き続き決算内容をチェックしながら、グロースを中心に好業績銘柄で値幅を狙う方針ですが、米金利と米株市場の動向を確認しながら、買い場を探りたいと考えています。
推奨銘柄は半導体関連が堅調
推奨銘柄ではマイクロ波<9227>など直近IPOは上げ一服になりましたが、上昇基調を維持しており、好決算発表の芝浦メカ<6590>やアドバンテ<6857>など半導体関連が堅調に推移ました。週末はアジアクエ<4261>や航空電子<6807>、信越ポリマ<7970>に追撃買いを入れ、ステムセル研<7096>を買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント