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米株急落受け大幅続落
23日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は341円安で8日ぶりに2万8500円を割り込んでいます。10年債利回りが再び3%台に乗せるなどインフレ懸念が再燃し、前日の米国株がハイテク株を中心に急落した流れを引き継ぎました。一時400円近くに下げ幅を広げた後は下げ渋りましたが、戻りは限られ、後場は2万8400円台で膠着しています。半導体関連など主力値嵩株を中心に売りが広がり、プライム市場は値下がり銘柄が約75%を占めました。
日経平均はまだ25日線大きく上回る
足元はスピード調整局面にあり、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演の内容から今後の金融政策の方向性を見極めたいとして、買いが手控えられることも予想されていました。ただ、9月FOMCでの0.75%の大幅利上げが警戒されたことで下押し圧力が強まったようです。もっとも、日経平均はまだ25日線を大きく上回っており、マザーズ指数は日足陽線で25日線上で目先底入れの兆しを見せています。
引き続き動きのいい中小型株を狙う
あすも米国市場の動きに一喜一憂することになりそうですが、推奨銘柄については前週末に過半を利益確定しています。きょうはハイテク株安のなかで逆行高している芝浦メカ<6590>の買い直しにとどめましたが、引き続き全般地合いと物色の流れを確認しながら、動きのいい中小型株を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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