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米長期金利上昇一服受け反発
28日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は21円高です。米長期金利上昇が一服したことで米国株が反発に転じた流れを引き継ぎ、主力株を中心に買戻しが優勢になりました。もっとも、戻り売りに上値は重く、高寄りのあとは2万7500円台でもみ合い、後場はじり貧で一時下げに転じています。プライム市場の騰落銘柄数は上がり806に対して値下がり973と値下りが上回りました。
ソシオネクストが大幅高で最高値
全般下値は堅いが上値も重い状況が続いていますが、米国株市場でハイテク株が買われたことから、前日は軟調だった中小型グロース株に切り返す銘柄が目立ち、マザーズ指数は急反発に転じています。推奨銘柄もソシオネクスト<6526>が大幅高で最高値を更新するなどおおむね堅調で、きょうはエレメンツ<5246>やTDCソフト<4687>、スマートD<5137>、monoAI<5240>に追撃買いを入れ、バルテス<4442>と芝浦メカ<6590>を買い直しました。
米金利、株の反応と物色の流れ確認しながら
ただ、米ハイテク株高は買戻しの域を出ていません。あす以降も米経済指標と長期金利、米国株の反応と物色の流れを確認しながら、好需給の中小型グロース株ので値幅を狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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