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大幅に6週続伸しバブル後の高値上回る
前週の東京市場は大幅に6週続伸しました。日経平均は前週末比1420円高です。海外投資家の先物を絡めた買いが買い戻しを誘発してリスクテイクの動きが加速しました。前週からは7連騰で3ケタの上昇が続き、3万円大台乗せの後も騰勢は止まず、週末には21年9月に付けたバブル後の高値を上回っています。週前半は好決算銘柄、後半は半導体関連がけん引、米国株が下落するなかでも円安をフォローに買いが入る強い基調で、週足は大陽線を引きました。
堅調地合い変わりなく全般底上げ続く
勢い付いた相場だけに週明けも上値追いそうな気配ですが、短期的な過熱感は否めず、騰勢が一服する局面が近いでしょう。ただ、海外勢の買いが続く可能性は高く、急ピッチの上昇に乗り遅れた投資家が多いことから下値の買い意欲は強いと考えられ、堅調地合いに変わりはなさそうです。全般底上げの動きは続くと考えられ、先行した大型株に対して出遅れている中小型株の動きを注視して、値幅狙いのチャンスを探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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