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大幅続伸し3万3000円台乗せ
13日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は584円高で3万3000円台に乗せて引けています。利上げ休止期待から米国株市場がハイテク株を中心に続伸した流れを引き継ぎました。買い先行で始まったあとは先物主導で上げ幅を広げ、後場早々に700円近くに上昇しています。今晩に米消費者物価指数(CPI)発表を控え、その後は膠着感を強めましたが、高値圏を維持して取引を終えました。
値嵩株の上昇が指数押し上げ
半導体関連や全固体電池搭載EV投入が伝わったトヨタなど自動車が強い動きで、ソフトバンGやファストリなど225採用の値嵩株の上昇が指数を押し上げました。日米欧で金融政策決定会合を控えているものの、様子見とはならず予想以上に強い動きです。ただ、急ピッチの上昇に対する警戒感から利益確定売りに伸び悩む銘柄も少なくなく、プライム市場の値上がり銘柄数は1066と6割弱にとどまりました。
新興グロース修正高に動く
後場はインデックス主体の動きが強まる一方、マザーズ指数はやや伸び悩んでおり、推奨銘柄も上げ幅を縮小、あるいは小幅に下げに転じる銘柄が増えました。ただ、全般水準訂正に対する新興グロース株の出遅れ感は強く、修正高に動くと考えており、引き続き昨年来IPOを中心にしたマークしている銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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