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続伸し後場一段高
21日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は186円高です。金融引き締め長期化への警戒感から前日の米国株市場でダウが大幅に続落した流れを引き継ぎ、売りが先行で朝方に200円超下落しましたが、3万3000円を割ることなく切り返し、後場一段高になりました。ソフトバンクG、ファストリの指数採用値嵩株や半導体関連銘柄が買われ指数を押し上げたほか、材料の出た銘柄の上昇が目立つなど個別株物色が活発化しています。
利益確定に傾きかけた流れ修正
日経平均は5日線を回復し、利益確定に傾きかけた流れを修正しており、同様にマザーズ指数も朝安のあと切り返して上げ幅を広げ後場一段高、新興グロースも出直る銘柄が増えました。パウエルFRB議長が21日に下院、22日に上院で議会証言を行うことや、四半期末を控えて年金などのリバランス売りが警戒されることで、主力株には手掛けづらさはありますが、全般下値は堅く中小型材料株の個別物色やグロース見直しの流れは続くでしょう。
テラプロが大幅高で最高値
テラプロ<6627>が大幅高で最高値を更新したほか推奨銘柄はおおむね堅調で、きょうはアイル<3854>、ニーズウェル<3992>、マイクロ波<9227>などに追撃買い、立花エレ<8159>に打診買いを入れました。新興グロースの修正高は始ったばかりで、先行している強い銘柄の一方で出遅れ銘柄も狙っていく考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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