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中小型優位の展開
8日の東京市場は大幅に続伸しました。
NY株高と113円前半まで進んだ円安、さらに立ち合い開始前に発表された7~9月期GDPが上方修正されたことも好感されました。その後発表された米雇用統計の内容は事前予想を上回るもので、週明けの東京市場も堅調な動きが予想されます。その先にはFOMCを控えていますが、メジャーSQを無事通過したことで、指数的に大きく乱高下する不安は薄れたと思います。年末相場への期待が高まってきますが、来週以降は海外勢がクリスマス休暇に入り、主力株への買いエネルギーは細ることから、中小型優位の展開が予想されています。
公開ラッシュで初値形成はどうなる?
個別では新規上場が12日に2社、13日には4社も控えており、公開ラッシュとなります。その中で13日はSGホールディングス(9143)の大型上場が控えており、この初値形成が注目されます。良い船出なら、他の公開株の初値形成後のセカンダリーも狙えそうです。
ピックアップ銘柄ではウェルビー(6556)が上値追いに動き始め、ライクキッズネクスト(6065)、六甲バター(2266)などもしっかりです。引き続き中小型好業績株、材料株の下値狙いでいいでしょう。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/
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