一段の戻りを期待【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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外部環境不透明で売り優勢

 16日の東京市場は反落しました。日経平均は112円安です。前日の米国株が反発したことから小高く始まりましたが、英国のEU離脱問題や中国景気減速懸念など外部環境が不透明で当面の利益を確定する売りが優勢でした。対ドルで円が強含み、上海株が軟調に推移していることも買いを手控えさせ、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1424と全体の67%を占めています。

5日線レベルで下値の堅さ確認

 日経平均が25日線に接近したことで、上げ一服となりましたが、一時200円以超下落したところからは買戻しや押し目買いに下げ渋るなど、5日線レベルで下値の堅さを確認できました。外部環境に不安材料を抱え、強弱感の対立からショートが積み上がりやすい状況で、NY株や為替など外部環境次第ながら、あす以降は一段の戻りを試す展開を期待できそうです。

切り返しのタイミング待ち

 ソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)などピックアップ銘柄は朝高のあと値を消す展開で、切り返しのタイミング待ち。短期値幅取り候補はACSL(6232)を利食うなどいったん損益を確定して、バイオ株を日計りしてみましたが、いずれも売り場を逃してしまいました。あすは直近IPOで高値抜けから一段高が期待できる銘柄と新興市場で11~12月に高値を付けた銘柄のリバウンド狙いで、機敏に対処したい考えです。

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