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対中関税「第4弾」でリスクオフ
2日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は509円安です。トランプ米大統領が対中関税「第4弾」発動を表明したことで、米中貿易摩擦の激化懸念から前日の米国株が大幅に下落、為替も106円台まで円高が進み、リスクオフの姿勢が強まりました。自動車など輸出株を中心に売りが広がりほぼ全面安の展開で、日経平均は2万1000円の攻防となっています。
NECが強い動き
先物を絡めた売り仕掛けに下げ幅を広げたかたちですが、当面の底割れが警戒される状況で、後場は様子を見るしかないでしょう。業績底入れ期待から出直りの動きを強めてきた半導体などハイテク株も対中関税発動による収益への影響が改めて警戒され、手を出しづらい状況です。ただ、好決算を評価する動きは続いており、イビデン(4062)やニホンフラッシュ(7820)など逆行高銘柄に打診買いを入れました。ピックアップ銘柄ではNEC(6702)が強い動きです。
by 株価チャート「ストチャ」
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