海外マネーの流入観測【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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今年最大の上げ幅

6日の東京市場は大幅に3日続伸しました。日経平均は554円高と今年最大の上げ幅です。新型肺炎について治療薬やワクチン開発に関する報道が相次いだことで、投資家心理が改善、中国の景気刺激策への期待も強く、米国株が続騰した流れ引き継ぎ、買い気が強まりました。為替が109円90銭台の円安水準で推移し、上海株や時間外の米株価指数先物高、さらに、中国が米国からの輸入品の一部関税を引き下げると伝わったこともフォローになり、後場一段高で一時670円超に上げ幅を広げています。

トヨタ増額でムード明るく

きょう午後1時過ぎに3Q決算を発表したトヨタが通期予想を引き上げ、昨年来高値を更新したこともムードを明るくし、外需セクターには減益でも業績底入れ感から買い直される銘柄が増えました。先物への買戻しが相場全体を押し上げるインデックス主導の動きながら、東証1部の売買代金は概算で3兆510億円と3兆円台に乗せており、リスク許容度の高まった海外マネーの流入も観測されています。

図研が大幅高で新値

きょうは大型株主体の展開ながら、推奨銘柄では図研(6947)が大幅高で新値を取り、エムアップ(3661)やスマレジ(4431)、プラズマ(6668)、オリンパス(7733)、都築電(8157)なども底堅く推移しました。東海ソフト(4430)は引け後に東証1部指定承認と併せて新株発行・売出しを発表しており、あすは反応を見極めたい考えです。引き続き値を崩した銘柄の戻り売りのタイミングを待ちながら、決算にらみで銘柄を絞り込み、値幅を狙っていきます。




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