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続落で後場売り直される
10日の東京市場は続落しました。日経平均は142円安です。新型肺炎による経済への影響が警戒されるなか、前週末の米株市場が利益確定売りに押されたことで、買いが手控えられました。前場は時間外の米株価先物が下げ幅を縮め、上海株が底堅く推移していることから朝安のあと下げ渋っていましたが、上値は重く後場に売り直されています。
好決算も高値銘柄には注意
ただ、日経平均は25日線と急上昇してきた5日線にサポートされるかたちになっており、休日明けはこの水準で底堅さを見せてくるかを見守りたいと思います。一方、決算に対する反応は悪くはありませんが、きょうは昨年来IPOのなかでバルテスや推奨銘柄のJMDC(4483)も好決算ながら、当面の利益確定売りに押されており、高値圏にある銘柄には注意が必要のようです。
ニイタカに打診買い
推奨銘柄ではスマレジ(4431)や日ホスピス(7061)、図研(6947)がしっかりで、アンビス(7071)や都築電(8157)も底堅く推移しました。感染拡大への警戒感が根強く、ダイトウボウがストップ高に買われるなど新型肺炎関連銘柄が一斉に切り返してきたので、ニイタカ(4465)に打診買いを入れています。引き続き決算にらみで銘柄を絞り込み、値幅を狙っていく考えですが、発表後の値動きを見極めながら慎重に対処していく考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
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