中身はない指数相場【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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米10年債入札順調で安心感

昨日の東京株式市場は日経平均が4日続伸、TOPIXが5日続伸となりました。米国市場の10年債入札は順調に消化され、一時1.184%まで上昇した利回りは1.131%まで低下したことで米ドルが売られ、株価には安心感を齎しました。日経平均は値嵩好寄与度銘柄に牽引され、2万8500円台まで買われました。今年3連敗でスタートしましたが、早くも昨年末から1000円超の値上がりとなっています。

指数採用銘柄は過熱気味

ただ、新値街道を驀進する東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄と指数寄与度上位でお馴染みのファーストリテイリング、SBGが指数を大きく引っ張っており、中身に乏しい指数優位の展開となっており、日経平均は25日線と5%超の乖離となってきております。騰落レシオは103%程度ですので個別株に過熱感は見られませんが、東京エレクトロンやアドバンテストの乖離率が15%に接近しており、採用銘柄は過熱気味です。

Fフーズのリバウンドに期待

個別ではファーマフーズ<2929>のリバウンドに期待したいと思います。昨日は新値3本足とパラボリックが陽転し、MACDもゴールデンクロス間近です。11月30日高値の3445円から1月8日の1877円までの下げ幅の38.2%戻しが2475円。その前に75日線が2210円、25日線が2365円に立ちはだかりますが、ロスカットポイントを1877円割れに置いて一回転狙えそうです。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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