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価格変動に備える取引増える
先週はFOMCの結果を受けて各マーケットが揺れました。特に非鉄金属や農産物などの商品相場の崩れが目立ちました。株式市場ではNYダウがダウントレンド入り間近。このところ投資家の不安心理を示したボラティリティ指数の代表格であるスキュー指数が上昇(6月17日現在161.01)しており、米オプション市場で大きな価格変動リスクに備える取引が増えているようです。
急落見越したポジション
プットオプション(売る権利)が買われている状態で、FOMCを通過してもナスダック市場に見られるように強気の流れに変化はないように見えますが、このスキュー指数が160を超えることは珍しく、先々の急落を見越したポジション形成が進められているのではないかと思われます。ピークアウトして低下が始まるとVIX指数が上昇しだしますので注視せねばなりません。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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