底入れ期待銘柄2つ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY市場急騰で寄り付きから上放れ

昨日の東京株式市場は急反発となりました。前日の急落は絶好の買い場となる可能性をお伝えしておきましたが、パウエル議長の議会証言前である昨日が買い場と考えていただけに、NY市場の急騰により寄り付きから上放れしてしまったのは残念です。一昨日の先物手口をみると、ソシエテ、ドイツ、クレディスイス、メリルと外資系証券会社が日経先物もTOPIX先物も売り越しており、ヘッジファンドを中心とした短期筋の先物売りが下げを主導したことが分かります。

買い戻し一斉に入る

日中取引の日経先物の売買高が前日比3.6倍の67550枚に急増。しかし、21日のNY市場が反発し、シカゴ日経225先物が670円高の2万8690円で帰ってきたために、寄り付きから買い戻しが一斉に入ったことでの急反発となりました。前日の空売り比率が50.2%に急上昇していましたので、現物株にも買い戻しが持ち込まれたことでしょう。昨日一日ダラダラしていてくれれば絶好の仕込み場と考えていましたので残念で仕方ありません。

グレイスとギグワーク

そうは言っても当欄でお勧めしたレノバ<9519>が戻り高値を更新。ジェイリース<7187>も最高値更新となり面目躍如。まだまだ相場は揺れる可能性があるために、ここでは底入れ期待銘柄に注目します。4月14日の3425円高値から6月18日の1512円安値まで叩かれたグレイステクノロジー<6541>です。実は18日の大引けで売られ過ぎリストに取り上げていた銘柄ですが、足元で動きが出てきました。また、ギグワーク<2375>もソロソロ底入れではないかと見ています。いずれも直近安値を割り込めばロスカットということでお願いします。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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