続伸も上値の重さ強調
昨日の東京株式市場は続伸しました。一時2万8852円まで上昇し25日線をクリアしましたが、2万8935円近辺の75日線が視野に入ると戻り売りが出てきました。日足は5円の陽線のトンカチを形成し上値の重さを強調しました。一目均衡表では薄い雲の中での攻防です。昨日は一時的に雲上限に頭を出しましたが、戻り売りにより雲下限まで落ちました。
太陽光発電関連が上値い
個別では当欄で取り上げたレノバ<9519>やテスHD<5074>が大きな相場に発展しています。昨日の日経新聞朝刊で、経産省が2030年時点で太陽光発電が原子力より安くなる試算をしたと伝わったことで太陽光発電関連銘柄が上値を更に追いかける展開となりました。
サニックスは出遅れで割安
となるとサニックス<4651>が出遅れていると感じます。サニックスというとシロアリ駆除が真っ先に浮かびますが、現在は太陽光発電設備工事の大手です。PER80倍のレノバ、33倍のテスHDに比べサニックスは11倍と割安です。株価は6月17日高値の420円から7月9日に347円まで調整し、75日線タッチから出来高を伴い反発機運が台頭してきており注目したいと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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