ダイハツディーゼルに注目【転ばぬ先のテクニカル】

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年内に債券購入ペース減速

昨日の東京株式市場は反落しました。18日の米国市場では7月27日~28日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されましたが、年内に債券購入ペースの減速を開始し得るとの見解で大半の当局者らが一致したことが分かりました。テーパリング(資産購入の段階的縮小)の開始時期やペースについては見解が一致していないものの、米国債と住宅ローン担保証券の購入規模を縮小する際に、その構成比率を維持することについては大半で意見が一致。次回のFOMC(9月21日~22日開催予定)で更に議論を進めることになります。

NY株安嫌気し東京やアジアも崩れる

そのため、株式市場では売りが広がり、主要3指数は1%前後の下落となりました。NY株安を嫌気した東京株式市場は反落。また、アジア市場でも崩れが目立ってきており一気に雰囲気が悪くなってきました。中国当局の規制強化から上海や香港が先に下げていましたが、昨日は台湾加権指数が2.5%もの下げとなり26週線割れとなっています。韓国のKOSPI指数も先々週から8連敗し、18日は流石に反発しましたが、昨日は更に下堀りする下落でこちらも26週線割れといった具合です。

全体相場が弱含むと強い銘柄目につく

日経平均は7月30日の2万7272円を割り込んでしまいました。こうなると昨年11月から12月にもみあった2万6800円あたりまで節目が見当たりません。全体相場が弱含むと、強い銘柄、手の入っていそうな値動きをする銘柄が目につき出します。明らかに買いの手が伸びていると思われるのが東証二部のダイハツディーゼル<6023>です。

コンテナ船向け大型エンジン伸びる

海運株の動きが止まりつつありますが、同社は船舶用ディーゼルエンジン発電用補機関では世界大手の一角です。コンテナ船向け大型エンジンが伸びており、海上荷動きが依然活発なことから好採算のメンテナンスもコロナ前に戻ってきているということ。PER16.9倍、PBR0.41倍、予想配当利回り2.8%とまだ割安です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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