カレンダー事情【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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買い戻しや順張り買いが一服

昨日の東京株式市場は続落となりました。前日まで12日続いた日経平均の陽線形成も止まりました。日経平均、TOPIXともに5日線を割り込み、ようやく買い戻しや順張り買いが一服。連日お伝えしてきましたように、足元のテクニカル指標が過熱していましたのでここでの一服は当然であり、また、来週は飛び石3日間立ち合いということもありますので様子見となるのは当然です。

米テーパリングや中国不動産問題

その間に日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。今回のFOMCではテーパリングの開始時期についての議論が行われることになりますので、22日のパウエル議長の記者会見待ちということになります。また、中国不動産大手の中国恒大集団が9月20日が期限の利払いができない見込みだと伝えれています。中国恒大集団は巨額の有利子負債を抱えて経営難に陥っており今後の中国経済や金融市場に及ぼす影響に警戒感が広がっています。

2番目の窓埋めか

日本が祝日中のことなのでポジション調整の売りが出やすい環境です。8月20日からの上昇で日経平均は日足三空形成となりました。昨日は三空目の窓を埋めました。下に残している窓は2万9705円~2万9787円と2万9149円~2万9469円です。少なくとも上の2万9705円の窓は埋めに来るのではないかと思います。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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